UIターン 移住者V O I C E 松平 成史さん 裕子さん

福井は本当に何もなくて、住んでいて面白くない場所?UIターンをしてきた人たちはどう思っているのだろう?彼らが感じる福井の魅力は、他では味わうことのできない、プライスレスなモノコトにあふれている。視点をちょっと変えるだけで、福井の良さに気づける!

松平 成史さん 裕子さん

自然の多い田舎でも国際感覚を学べる。
プライスレスな体験が福井にはある。

写真/内藤貞保

PROFILE

成史さんはアメリカ留学後にシンガポールで貿易の仕事を、裕子さんはフランス留学や外資系企業秘書とインターナショナルな二人。2018年に成史さんの地元・殿下地区に移住し、農家民宿や林業などを営み、自然と共に暮らす。

こんなにも田舎暮らしが
面白いものだなんて!

東京で暮らしていた頃、子どもを近くの保育園に通わせる予定が、まさかの第10希望まで入れない状況。二人の勤務地と保育園は真逆の位置。朝早く起きて子どもを連れていき、帰宅はいつも夜遅く。「こんな人生は正しくない」と、成史さんの実家がある福井市殿下地区にUターンすることとなった。「田舎での生活がこんなに面白いとは思わなかった」と、茨城県出身である妻の裕子さんは今まさに人生のパラダイムシフトを謳歌している。「暮らしが自然の一部になるという感覚は、何物にも代えがたいものです」。

裕子さんは「地域おこし協力隊」として活動し、農家民宿を営む。成史さんと共に林業をするメンバーの中には県外から移住し、副業としてテレワークをしながら過ごす人も。地域の人たちは自分の子どものように大事に育ててくれ、農家民宿には海外の人も泊まりに来る。「子どもには世界の広さを知り、多様性を持って生きていって欲しいと思っています。ココは東京にいるよりもずっと国際感覚を学べて、多くの価値観を知ることができます。お金では決して買えることのない経験になっていますよ」。

確かに都会と比べれば給料は減ったものの、田舎暮らしはコストも低く、生活に困ることはない。自分のペースで生きていくことができるし、何より家族の時間もたくさんある。一家の心の余裕は、比較にならないほど増えた。

殿下地区の『武周ヶ池』へ向かう道に、30年前から地元の人が一人で植え続けたハナモモが見事に咲き誇る。今後地域全体をハナモモとホタルのまちにしていこうと動き出している。

休日には地域の人々や「越前海岸盛り上げ隊」の同じような年齢の子どもたちが集まってバーベキュー。二人の好きな日本酒と地元の野菜や魚をつまみにいただくことも。

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