就活のプロに聞く!福井で見つける理想の仕事

自己分析をしっかり行ない、
幅広い業界を視野に入れて。

2020年11月時点で、有効求人倍率が8カ月連続で全国1位となった福井県。新型コロナウイルスの影響により求人数が落ち込む中でも高い水準を維持している。とはいえ、しばらく続いていた売り手市場は影をひそめた今、どのように就職活動を進めればよいのだろうか。「まずはしっかりと自己分析を行なうこと。また、志望業界を絞りすぎず、さまざまな企業に目を向けることで選択肢が広がります」と、福井大学キャリア支援課の北林さん。就職率13年連続全国1位の福井大学で、学生と企業の間に立って就職活動の最前線に携わる〝就活のプロ〞に、福井の就職活動の今と就活生の心構えを教わった

この方に聞きました!

福井大学 キャリア支援課長
北林美津子さん

就職率97.9%という驚異的な数字を誇り、NHKの福井初地域ドラマ『シューカツ屋』のモデルにもなった福井大学で、学生たちの就職支援を行なう。複数学部を有する国立大学で就職率全国1位(大学通信)は13年連続! 昨今のオンライン就活にも迅速に対応。

福井の企業の魅力って?

一次・二次産業がバランスよく揃い
誇るべき技術が溢れている!

福井県は豊かな自然を活かした農業はもちろん、伝統工芸をはじめとしたものづくりも盛んな土地柄。製造業は高品質な製品を安定して生み出せる技術力があり、国内外からの評価も高い。さまざまな産業がバランスよく存在する県は意外と少ないそうで、仕事選びの幅が広がるのも魅力だ。

福井の就職活動の現状は?

知名度重視の就職先選びには注意!
入社後のミスマッチの恐れも。

依然として高い求人倍率を誇っているが、コロナウイルスの影響で業種によっては採用数を縮小していることも。また、知名度重視で就職先を選ぶ傾向が強く、ギャップを感じて早期離職するケースも多い。求人は事務職でも実際の業務は総合職、という場合もあり、やりたいことと仕事内容を見極めることが重要だ。今後はオンラインと対面の“ハイブリッド型”の就職活動が主流になりそうなので、その対策も必要に。

もはや当たり前!?
オンライン就活への準備と対策

採用面接だけでなく、説明会やインターンシップもオンライン化。
今後も続くと予想される「オンライン就活」にどう対応していけばよい?

IT端末の準備とネット接続環境を整える

オンライン就活には、パソコンやスマートフォン、タブレット端末といった機器と、ネット接続環境が必須。採用面接時に画面がフリーズするなどのトラブルに備え、複数の端末を用意しておくと安心。

カメラの映り方を研究

事前にカメラの位置や角度、明るさを確認しておこう。下からあおるように映してしまったり、逆光で顔が暗くなってしまったりすると、印象がダウン。場所は、自分の部屋だと落ち着いて面接に臨めるが、生活感が出すぎる背景はNG。バーチャル背景を使うのも手。

WEB面接の練習をしておく

オンライン上での模擬面接を行なうのがおススメ。学校の就活担当スタッフや先輩、友人などに、姿勢や視線の位置、表情、声のトーンや話すスピードなどをチェックしてもらい、改善点を聞こう。自分がどう見えるのか、どう話せば伝わるかを知ることが大事。

学生時代にしておくべきことは?

学生時代の経験は“人生の宝”
日頃から目の前のチャンスを掴む練習を!

“飲食店のアルバイト経験で人間関係の構築を学んだ”など、授業や研究、部活動、留学、アルバイト、趣味など、学生時代にしかできない経験は何事も自分の糧に。“やらない後悔よりもやった後悔”の精神は、一歩踏み出す勇気や目の前のチャンスに手を伸ばす積極性を培うことができる。

自分に合う会社はどう探せばいい?

就職はまさに“結婚”と同じ!
相手を良く知り“相性の良さ”を見極めて。

規模や知名度だけで会社選びをすると、就職後“相性の悪さ”に気づき後悔することも。就活はパートナーを探す婚活のようなもの。近年はユニークな会社も増え、例えば企業のSNSから会社の特色や人柄が垣間見えることもある。まずは相手に寄り添い熟知して、自分にふさわしいのか判断を。

 

就職活動がとにかく不安です……。

悩むことを恐れないで!
就活は 結果ではなくプロセスが大事。

学生から社会人になる狭間で焦りや不安を抱くのは当然のこと。学生時代には体験したことのなかったビジネスマナーや面接、そして失敗や挫折。就活中の“ 悩んで物事に向き合い解決案を探す” プロセスは、確実に自分の成長に繋がっていく。今すぐではなくても報われる日がやってくる!

就活成功の近道はありますか?

効率・コスパだけが全てではない
“遠回り”が近道になることも。

“スマホ世代”は就活中も「コスパ重視」で「即効性を求める」傾向があるのが特徴。スマホ片手に、企業を口コミサイトだけで評価したり、面接では完璧を求めテンプレート的な答えを参考にしたりと、ネットの情報だけに左右されるのは危険。人に会って話を聞く、足を運び現場の空気を肌で感じるなど、自らの行動こそが確実な一歩となる。福井は元々インターンシップを実施している企業が多いので、見て、聞いて、触れて、企業の本当の姿を感じ取ろう。

 

関連記事

  1. “やっぱり”福井で働きたい!UIター…